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心理学と哲学

不殺生と慈悲

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不殺生と慈悲

仏教には不殺生戒という戒律がある。
不殺生は生き物を殺さないという意味になるが、それを徹底することで、慈悲の意識状態が続くようになる。
結局は、何かを殺生してまで自尊心を高めたいという気持ちを持ち続けることは、心に悪影響を及ぼす。
宗教上の戒律としてではなく、自分自身の心の安穏のために不殺生戒というものを捉えるに越したことはない。不殺生戒はアヒンサーとも呼ばれ、狭義のアヒンサーは「ヒンサー=暴力、傷害」を「ア」で否定するため、非暴力、不傷害という意味を持つ。
殺生を行わないことだけでなく、他者を傷つけないこと、他者を傷つけようと欲しないことは、心の安定に最も有効的であるということである。
そしてその状態は、いわゆる慈悲の状態となる。
慈悲の状態が続くと、恐怖心はなくなり、焦燥感も不安も無くなっていくだろう。

不殺生戒 仏教上の不殺生戒。
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