心理学と哲学
フェヒナーの法則(Fechner’s law)とは、刺激の物理量とそれに対応する感覚量との関係を数量的に示したものであり、感覚の大きさEは刺激強度Rの対数に比例すること。心理的な感覚量は、刺激の強度ではなく、その対数に比例して知覚されるという法則である。ウェーバーの法則を積分し、対数法則で示した。
フェヒナーの法則 ウェーバーの法則とフェヒナーの法則
ウェーバーの法則(Weber’s law)とは、ウェーバーの見出した弁別閾に関する経験的法則であり、弁別閾がその時の刺激量に比例して変化するという法則である。ウェーバーの法則は物理的な変化とそれを受けた心理的変化の対応関係を示すもので、刺激量に対する弁別閾の比が常に一定とする。
ウェーバーの法則 ウェーバーの法則とフェヒナーの法則
アンビバレンス効果(ambivalence)とは、両面価値や両価感情と訳され、同一の対象に対して、相反する感情や態度を同時にもつ現象およびその現象による心理効果そしてアンビバレンス(両価感情)において、相反する感情のうちの一方は抑圧され、それが精神疾患の原因になると考えられている。
アンビバレンス(アンビバレンツ)効果
語法効果とは、話し方・言語表現によって、相手が捉える印象が変化する効果であり、程度を表現する言葉の違いによって、報告される印象に影響が現れることである。語法効果語法効果とは、同じ内容の話でも、話し方や「使用単語の違い」といった言語表現の違いによって、話を聞く側が感じる印象が変化する心理効果である。
ネオフォビア(neophobia/新奇恐怖)とは、自分の知らない新しいものには恐怖心を抱いてしまうという心理で、今まで慣れたものとは異なる新奇な刺激に接したとき、それを非難したり恐れたり避けようしたりとすること。