Psycho 心理学

不安・解放（安心）条件づけ。恐怖や不安に対する安心感の条件づけ。電流刺激を与え不快感が限界値に達した時に「落ち着いている」というような言葉を出してもらう。そして、電流刺激を止めることで「解放・安心」と言葉を関連付ける条件づけが不安・解放（安心）条件づけ。結果「落ち着いている」という言葉と「嫌悪感からの解放」・「心身の安心感」を条件づける。 不安-解放条件づけ（不安-安心条件づけ）

愛情表現として舐めてくるといった行動など、動物が仲間であると判断する基準に関して、小屋の掃除、毛繕いを手伝うという世話をしているかどうかという部分が影響していることがある。手が汚れないことならばやるものの、嫌なことからは逃げるということが見抜かれていると言う面がある。食による馴致という考え方もあるが、それだけでは不足している。人間社会においても、様々な部分について「面倒くさい」とか「お金で解決する」ということをすると、その分だけ仲間であるという認定の機会は減る。逆に考えると、面倒くさい部分は、認定獲得の要素となる。 うさぎのファミリー認定と食による馴致

大丈夫（ますらお）と義の関係について「義が崩れるとき」の状況をを考えると理解しやすい。 義が崩れるところに弱体化がありその弱体化には異性優先という要素が大きく絡んでいる。 義よりも彼女や妻や娘を優先し不義に陥るという構造がキーポイントとなる。 大丈夫は義を重しとす

論理として関係がないはずであることを、関係があることかのように威圧的な感情論で説いてくる人たちもたくさんいる。そうした感情的な押しに負けるということもあるが、意識には急迫な侵害には抵抗が生まるが、細やかな侵害には順応してしまう癖があり、細かな押しが続くとそれに順応してしまう。 相手が狂人であっても、そうした人たちが数多くいたり、少数でも力を持ったりしているような環境に長期間いると、「正常な方」が異常で、「異常な方」が正常であるという感じになってくる場合がある。これがブラック企業における異常さを作り出している。 外勇にして内怯えたる愚将

記憶の描写の操作によって嫌な記憶の影響を低減させることができる。 これは辛い記憶、嫌な記憶が想起された時の体感の反応が変化することにより、行動選択の制限を防ぐものでもある。




嫌な記憶や辛い記憶の扱い方
原則として記憶を消すことはできないが、記憶が蘇った時の意識や体の反応のあり方は変えることができる。その基本は記憶が想起された時の描写の変更、操作である。 思考的な解釈の変更によって記憶の解釈を変えるということも稀にうまくいくことがあるが、これは思考的な解釈変更ではなく、描写のあり方を変えるというものであり、印象が変化するというようなものである。

ゲシュタルト心理学の中心概念であるプレグナンツの原理。群化の法則（体制化の法則）、近接の要因、類同の要因、閉合の要因、よい連続の要因など、最も単純で最も規則的で安定した秩序ある形にまとまろうとする傾向がプレグナンツの原理（プレグナンツの法則）。
プレグナンツの原理

意識の散らかりを防ぐ精神統一について。緊張している時、眠れない時、どうにか落ち着こうと思ってもなかなか落ち着くことができず、意識が散らかってしまう。無駄な思考や妄想がループし、無駄に疲れてしまう場合がある。 ありのままの現象の観察、とりわけ呼吸の膨らみと縮みを観察することに集中していくと、意識の散らかりを防ぐことができる。こうした精神統一は本来仏教の止観の観であるため、精神を落ち着けることだけを意図するものではないが、意識の散らかりを防ぐためにも応用することができる。
緊張時や不眠時の精神統一

占いを信じる心理と占いを信じないという抵抗について。 占いを信じたり信じようとする時は他者への依存があり、責任回避、責任転嫁の心理が働いている。



占い師に占ってもらうという行動や占い師の占い結果を実行するという部分については、意志決定において少なくとも一部は他者に依存し責任を転嫁しているという構造がある。


また、占いを採用しないというのは良いが、占いを信じないという抵抗は、占いを気にしているという分だけ多少の影響を受けていることになる。 しかしながら、占いには、カウンセリング的な要素があり、占いという属性上、直接的なストレスがかかりにくい。この構造により、自分の責任ではないという抵抗を弱めて意志を誘導しやすいという要素を含んでいることになる。 占いを信じる人たちの責任転嫁の心理

肉体的な物理臨場感を高める睡眠導入術。 眠られぬ夜のための睡眠導入術 思考的な情報の空間から、肉体的物理空間の方に意識の臨場感を移動させて、意識の散らかりを防ぐことで睡眠を促す。「体が温まってその後に冷える」という構造による眠気の獲得要素もある。

数字をカウントダウンする広告テクニックがある。数字を逆に数えて期限が迫っていることを示し、見る人を焦らせるテクニックである。数字を逆に数えて この手の数字のカウントダウンは、焦らせてまともな判断力を低下させることで、意識のガードを緩め、物を買わせたり申込みをさせようという意図がある。 気づけばガードが戻るので、焦らず冷静に注意しよう。